愚痴っぽい年寄りにはなりたくない
お元気ですか。
昭和40年生まれです。
若い時は通用していたことが、いまやると通じなくなっている。
ブログを書こうと思ったきっかけのひとつには、そんなことが増えてきたことがあります。
4つ上の兄がいるんですが(いま61)、その兄が最近、居酒屋の飲み仲間のひとりから「最近○○さん愚痴っぽいっていわれてるよ」と嫌味を言われショックを受けたと言われました。
我が家はNHKの大河ドラマが好きなぐらいな家系でしたので、家族の中でよく議論をしていました。世の中のこういう問題はまずいんじゃないのとか、そういう話題をよくしていたので、うちの兄もそういうつもりで世の中の問題を語っていたつもりが、周りには愚痴ととられてショックを受けたそうです。
政治の話とか、自分では解決できない問題を老人(笑)がすると周りには愚痴ってるようにみえるらしい。。。
なるほどねえ。イメージとして幕末の志士が熱い議論をしていても絵になるが、同じことをじじいどもがやっていると、なんかくそじじいが愚痴っているという構図になるのかもしれない。
確かに、最近うちの兄がユーチューブの「虎ノ門ニュース」を見て中国の問題を熱く語っていましたが、そんな自分じゃ解決できない問題に熱くなってもなあ。。。というようにはみえたかも。
本人は日本の将来を憂いて問題を語っていただけみたいなんですが。
よくいる、自分の体形を考えないで今どきのゴルフウェアを着ている痛いおじさんみたいな感じですか。気持ちだけ石川遼みたいな。
ちょっと違うかな(笑)
以前うちの亡くなったオヤジが、年を取ってくると世間の対応が変わってくるんで若いときより生きやすくなる、と言っていました。
どういうことかというと、老人に向かっていきなりぞんざいな態度は一般的にとらないですよね、そういう意味です。
若造はいきなりどなられることもあるかもしれませんが、年寄りにいきなり怒鳴ることは普通はない。
もっとも、ばかやろうは結局どっちでも最後は怒鳴られますけどね(笑)
だんだん年を取ってきて、うちもオヤジが言っていた意味がわかる場面も増えてきました。最近襟足が円型脱毛になったんですが、昔だと円型脱毛なんかになるとがっくりきたものですが、最近は「こっちが苦労してることが少しはわかって丁度いい」みたいな気持ちになりますもんね。
年をとると外見的にもそうだし、世間の知恵もついてきて、生きやすくなる半面、頭が薄くなったり、腹が出て来たりとマイナスも増えてきます。
兄の愚痴事件は、個人的には腹の出たオヤジが石川遼モデルのゴルフウェアを着てしまったのかなというように思います。
気を付けないと。。。
そういうわけで、改めて自分を見直し、こわごわ生きている我々兄弟です。