防衛増税って何?
「防衛増税は国民の責任」
みたいなことを今の首相が言ったとか言わないとか。
今の首相って岸田って人でしたっけ?
わざとです(笑)
昔は政治のことを議論している人を見ると頭がよさそうに見えましたが、最近は逆ですな。
今更政治家になって世の中を変えていけるようなことは無理そうなので、このところ政治のトピックスはできるだけ見ないようにしています。
そのほうが精神的にいいですね。
さて、そんなスタンスでいる私でもその岸田さんって人が言っていることには違和感を感じます。
北の国からミサイルが飛んできたりというニュースを見ると、国防がやばいという実感は当然ありますが、根本的な疑問として、防衛費って今の憲法じゃないのですかね?
海外に自衛隊を派遣するときに、確か拡大解釈に注意しろという警告があったはずですが、これってまさに拡大解釈で、増税で費用をまかなう云々の前に防衛費そのものが意見ではないのか?みたいなことを旧社会党系の人たちはなんで言わないんだろう?
実は国民の知らないところで日本の自衛はかなりやばいことになっていて、議員レベルの方々の中では当たり前になっているのかもしれません。
・・・が国民は説明を受けていない。
そのような背景で、いきなり国民の責任だみたいなことを言われても、その前になんでそう言えるのかという説明をしていないとわたしは感じるんですが、どうなんでしょう?
納得すれば賛成しますよ。
わたしは興味がなかったですが、安倍元首相の国葬もやるって決めたんだからやりましょうよ、みたいな説明を繰り返していた印象があります。
国葬を否定はしませんが、安倍さんがどうしてそれに値するのかとか、ちゃんと説明するべきではないかとは思いましたけども。家族葬とかなら誰も反対はしませんよ。
それと同じような違和感を感じるので、本来ならゆるくのらりくらりと生きていくみたいなブログにしようと思ったんですが、ちょっと書き残しておこうという思いにいたりました。
1960年代生まれなもので、憲法9条にかかわる議論がされていた時代を見てきているので、ほんとにそのときに反対した人たちが静かでいるのも非常に不気味なものを感じます。
実はそういう人たちですら日本がかなり危険な状況にいるってことを合意してるんじゃないかと心配ですわ。
反論はあると思いますが、今回の防衛費の増税は発表するタイミングの前に、なんでそうしないといけないとか、憲法違反にならないのか、とかそういう議論が先にあるべきじゃないかというのが正論ではないでしょうか?